プレスリリース添削・批評・書き方講座

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★4 エールフランス航空:エールフランス航空のビジネスクラスで “空飛ぶシェフイベント”開催

エールフランス航空のビジネスクラスで “空飛ぶシェフイベント”開催

パリ発長距離線、ビジネスクラスのメインディッシュ6種(9月末まで)を考案、 「ビストロノミー」の提唱者、イヴ・カンドボルドシェフが搭乗

 サブタイトルは長すぎるかな。でも情報が一目瞭然なので、文字数さえ合えば問題ないか。

エールフランス航空は、パリ、シャルル・ド・ゴール空港発成田行きのAF276便の機上で“空飛ぶシェフイベント”を開催いたしました。“空飛ぶシェフイベント”は、長距離線ビジネスクラスのメインディッシュを考案した有名シェフが実際にフライトに搭乗する、エールフランスならではのサプライズイベントです。

今回は、パリ発長距離線、ビジネスクラスのメインディッシュ6種(9月末まで)を考案した「ビストロノミー」の提唱者、イヴ・カンドボルドシェフが搭乗。その日だけのスペシャルメニューをビジネスクラスのお客様に提供しました。
エールフランスはフランス料理の最高の味を世界中の都市にお届けしています。 

ウェブの謎改行で読みにくい。これ想定している幅ではないウィンドウで見られたときのことを考えてない。

 

ん?「開催いたしました」ってなんだ? 過去形? イベントの報告か・・・。リリースする意味があるのか? まぁ、なくてもあるように見せるのがリリースか。かつ終わった後に出せと業務命令なら、どう書くかなぁ。

 

このシェフのすごさをワンフレーズで紹介する必要があるね。ビジネスクラスのメニューを考えた、って何の意味も無い。

【“空飛ぶシェフイベント”概要】

“空飛ぶシェフイベント”は、お客様に事前告知せず、ビジネスクラスのみで開催される機上のサプライズイベントです。当日はチェックインカウンターやビジネスクラスのラウンジに、搭乗するシェフの写真を入れたパネルやバナーを飾り、普段と少しと違った雰囲気を演出します。 

文章はOK。

 ■搭乗口でシェフがお出迎え

2016年7月6日に開催された“空飛ぶシェフイベント”での最初のサプライズは、搭乗口でのシェフによるお出迎えでした。コック帽、コックコートに身を包んだイヴ・カンドボルドシェフとエールフランスのケータリング会社 セルヴェールの調理担当シェフの二人が搭乗するお客様をお迎えしました。早速シェフと記念写真を撮るお客様も。

あ、そうなのね。では、やはりタイトルでもリードでもこのシェフのすごさを伝えないと?が飛び交う内容になるし、なってる。

■機内アナウンスに続いてシェフの直筆サインとメッセージの入ったメニューの配布

ビジネスクラスの客室では“本日はイヴ・カンドボルドシェフが同乗して、皆様に今日だけのスペシャルメニューを提供します。”とアナウンスがあり、58名のお客様全員にシェフの直筆サインとメッセージの入ったメニューが配られました。可愛い子豚はシェフのシンボルマークです。農家で育ったシェフが子供の頃から一番好きな動物だそうです。 

文章OK。

■お客様との交流

カンドボルドシェフが何よりも楽しみにしていたのはお客様とのコミュニケーションです。お料理の由来やシェフの個性的なアレンジ、スパイスや香味野菜の内容など、色々な質問にお答えし、お客様からも様々なコメントや感想が寄せられました。「初めは少しとまどっていたお客様も、お食事をしながらどんどん積極的になられて楽しい会話が弾みました。料理の魔法ですね。」とカンドボルドシェフは語りました。 

OK

■18ヶ月の準備期間が可能にした6種類のメインディッシュ

カンドボルドシェフのコメント:
「エールフランスからビジネスクラスのメインディッシュ考案の話があった時、とても誇りに思いました。有名な素晴らしいシェフ達がエールフランスの機内食に挑戦しているので、その一員になれた!と心から嬉しかったです。
私が小さい頃、週末のご褒美は両親に近くの地方空港に連れて行ってもらい、滑走路から飛び立つ真っ白なエールフランスの飛行機を見ることでした。いつかあの飛行機に乗りたい、と思ったものです。
大役を引き受けてまず始めに機内食の会社を見学に行き、様々な部門の工程を把握し、理解することを目指しました。機内食はレストランとは違い、作った料理がすぐにお客様にサービスされるわけではありません。調理からお客様にサービスされるまでの工程や時間を逆算して考える必要があります。もちろん衛生上必要な全ての条件が満たされていることは不可欠です。また、2,000食、3,000食を作る機内食では常に安定した供給を見込める食材選びも重要です。高度や気圧によって、塩味は地上よりも感じやすくなるのでおよそ半分の量にする、ということをエールフランスのケータリング会社 セルヴェールのシェフから学びました。そこで味に深みを出すために様々な香料やアクセントになる酸味の利いたピクルス、柑橘類、胡麻やナッツ、香味野菜などを組み合わせて使い、かりっとした歯ごたえの残る食材なども工夫しました。私が料理で目指しているのは暖かみのある懐かしいフランス料理、誰もが記憶に持っているフランスの伝統料理の味をカンドボルド流に生まれ変わらせることです。今回考案した6つの料理は昔からあるフランスの伝統料理ですが、どれも私の個性が味で表現されています。
料理が決定した後、6つある機内食の工場で調理、盛り付けの講習を行い、どの工場でも私が目指す味、盛り付けになるまで、何回もトレーニングとテイスティングを行いました。それには18ヶ月という長い期間が必要だったのです。そして最も重要な役割を担う、客室乗務員への講習も念入りに行いました。最終的にお客様に完成した料理をお出しするのは機内でサービスするクルーだからです。エールフランスのケータリング会社のスタッフと客室乗務員の皆さんのチームワークのおかげで、自信を持って“私の料理”と言えるお食事をビジネスクラスで提供しています。」

OK

 

結局最後までこのシェフが何ものなのかわからなかった。「「ビストロノミー」の提唱者」という肩書きはあったが、その説明もない。何かを提唱するだけなら誰でもできるし、「ビストロノミー」がどのくらい一般的に広まったのかも不明。

 

ただ、その1点と謎改行を除けば、日本語はほとんど完璧。ボリュームバランス、内容の配置。個々の文章などのレベルが高い。ストーリーもあるし、普通に書いてるし、読めるけど、これはすごいね。このシェフが自分も知ってる芸能人だったら文句なしに星5こ。ただ、どうしても、誰? という疑問が消えないので

 

本日のプレスリリース ★☆

www.atpress.ne.jp