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プレスリリース添削・批評・書き方講座

日々公開されるプレスリリースをただ分析・批評・添削するサイト http://releasecriticism.hatenablog.com/entry/2015/09/01/000000

★1 マピオン:マピオン、インバウンドソリューション提供開始

★1 リリース添削

位置情報を活用し、訪日外国人向けビジネスのマーケティングを支援
マピオンインバウンドソリューション提供開始
多言語地図と解析ツールで、店舗・拠点の表示と行動ログを解

3行のタイトル。自分のウェブページだから別にいいんだけど、記事にしてもらいたいなら使えない。1行にしたときにぶつ切りで、全部体言止めだから。プレスに読んでもらうんだから、1行のタイトルとサブタイトルくらいにまとめた方がいい。基本中の基本。

株式会社マピオン(東京都港区/代表取締役社長 中尾光宏)は、法人向け多言語地図API(※1)サービスと、マピオン独自の位置情報とwebアクセスのログ解析ツール『loghouse』を活用し、訪日外国人向けビジネスのマーケティングを支援するインバウンドソリューションの提供を2月1日から開始します。

自分は、ITに詳しいつもりだけど、タイトルとリードを2回読んでも、中身が理解できないし、想像できない。基本的に、学歴のない読者にもわかるように書かないと駄目だよ。

2020年に向けてインバウンド市場が活性化するなか、企業のwebサイト上の地図においても多言語対応が求められています。また、訪日外国人顧客の日本国内での行動を分析し、マーケティングに活用する動きも広まってきています。

OK

「法人向け多言語地図APIサービス」では、英語・中国語(繁体字簡体字)・韓国語の4言語の地図を既存のwebサイト上に導入することができます。グッドデザイン賞を受賞したマピオンの地図デザインはそのままに、案内標識と見比べられるように日本語を併記するなど、訪日外国人を迷わせないデザインを採用しております。また、住所や駅などのスポットを各言語で検索できる検索APIも提供いたします。

「することができます」って、単なる文字数稼ぎ。「導入できます」でいいでしょう。グッドデザイン賞を修飾語に使うのは、寒いよ。スタートアップ企業じゃないんだから。「外国人を迷わせない」って意味不明。まず、日本の標識のことを言っているのか、地図のことなのかわからないし、どちらにせよ上から目線。「日本に不慣れな訪日外国人が迷わないようなデザイン」のように、普通の日本語でよい。

さらに、「法人向け多言語地図APIサービス」とログ解析ツール『loghouse』を併せて導入することで、訪日外国人のアクセスログを簡単に収集でき、「いつ」「どこで」「どういったワードで」地図ページにアクセスしたかを解析することができます。
マピオンは、親会社である凸版印刷株式会社の観光立国実現に向けた取り組み、旅道プロジェクト(※2)に参画しております。旅道プロジェクトを通じて、様々な企業と連携していく中においても、本ソリューションを積極的に拡販していきます。

それにしても、接続詞を使いすぎ。文章を書き慣れていないんだろうが、もうちょっと文のつながりで言いたいことをかける訓練をした方がいい。「することができます」また出てきたね。旅道プロジェクト唐突に出てきたね。

「ココロも、カラダも、動かすマピオン」では、地図や位置情報を活用したソリューションで培ってきたこれまでのノウハウを活かし、訪日外国人に向けた企業のマーケティング活動を支援していきます。

いやいやいや、何いいこと言ってるみたいに、締めてるのよ。ビタイチ、何も伝わってない。

 

ちょっと初めて見るレベルのリリース。手をかけているし、情報も入っていると思うのだけれど、リリースの効果がゼロ。びっくりするくらい、意味がない。これ文章書き慣れていないというレベルじゃなく、たぶんサービスを全く理解していない人に担当させているのだと思う。その人もわからないまま頑張って、複数の資料からつぎはぎした感じで。書かせるなら、このサービスを考えた人に担当させた方がまし。

 

本日のリリース ★

 

だけど、これで終わらせると、読解力がないだけとも見えるのでちょっと力を入れて読み直してみる。

 

まず、2月1日から開始するのはなんだろう。えーと、書いてないや。

 

打ち出しているのは、「法人向け多言語地図API(※1)サービス」と『loghouse』だね。片方が二重カギ括弧で片方が括弧もなし。並列内容に読めない。しかし、APIに「※1.アプリケーション・プログラミング・インターフェース。外部データを呼び出して利用するための手順や形式などを定めたもの」の注釈を付けるってもうびっくりするくらいダメダメ。他にやることあるでしょう。

 

で、この二つのサービスを組み合わせて、インバウンド向けの解析機能を用意した、ということだよね。そのサービス名は特にない、と。

 

で、そのサービスは誰が使えるのだろう。旅道プロジェクトで採用するとも言っておらず、その連携の中で提携企業に拡販すると言っている。これ、暴言だよね。本音だとしてもわかって書いてるのかな?

 

申し訳ない、誰に対して何を売るのかが、やはりわかりませんでしたのでリライトできませんでした。

blog.mapion.co.jp