プレスリリース添削・批評・書き方講座

日々公開されるプレスリリースをただ分析・批評・添削するサイト http://releasecriticism.hatenablog.com/entry/2015/09/01/000000

★2 株式会社コロワイド:「焼肉には人を元気にする魔王があるッ。」

ウェブサイトにリリースサイトはあるのだが、1日経っても掲載されず。時期が過ぎてから、転載するのだろうか? 意味不明だ。

「焼肉には人を元気にする魔王があるッ。」 牛角20年間の感謝を込めて、「元気の魔法」キャンペーンを開催!

【“いい肉の日”11/29(日)~ / 全国の「牛角」にて】

 これがタイトル。句点がカッコの中にあるのはいいの。なぜなら、これは企業のキャッチフレーズだから。しょうがない。読点はいらないけど、まぁ読めるよね。サブタイトルの情報もいいが、カッコで括る必要がない。スラッシュもバカみたい。

 

でも、想像を超えてるミスがある。俺は1秒で気がついたが、チェックした人やリリース配信会社はわからんかったか?

 

メインタイトル、間違っとるよ! なんだよ「焼肉には人を元気にする魔王があるッ。」って。変だなぁと思って、ウェブサイトやポスターとダブルチェックした。やっぱり、「魔王」じゃなくて「魔法」だよ。アホかw 企業のメインテーマだぞ。何考えてる。プギャー!

 

でも、現場作業の担当者を責めてはいけない。こういうミスは起こりうる。往々にして、メインタイトルとかメインの写真とかミスするのよ。広報誌の中には誤字脱字がないのに、表紙におもいっきり変な文字が入っていたりね。これは確認するフローに致命的な欠陥があるということ。なんでや。これ社長が見たら切れるよ。

 株式会社コロワイドのグループ会社である、株式会社レインズインターナショナル(本社:横浜市西区・代表取締役社長 松宮秀丈)では「牛角」(全国192店舗 ※2015年11月1日時点)にて、11月29日(日)よりキャンペーンを開催致します。※キャンペーン期間は11月29日(日)~12月23日(水)。

このカッコ全部いらないよ。キャンペーン期間の書き方もおかしい。

≪来年20周年を迎える牛角。テーマは、「牛角20年分の元気の魔法」≫
 「焼肉には人を元気にする魔法があるッ。」ということを感じていただきたい。改めて美味しいお肉をたくさん召しあがっていただき、楽しんでいただきた い。年末に向けて元気になっていただきたい・・・。そんな気持ちを込めて、今回 “いい肉の日”より「牛角20年分の元気の魔法」キャンペーンを実施致します。

そうだよなぁ、魔王じゃなくて魔法だよなぁ。「焼き肉は人を元気にする魔王である!」ならいいのよ。3点リーダーもちゃんと使ってほしい。

 看板メニューである「牛角カルビ」を490円、「サガリ」を590円、と創業当時の価格にて提供するほか、期間中にご来店いただいたお客様1組様につき 1枚、元気の魔法くじ「おニクじ」を引くことができ、「おニクじ」に書かれているメニューをプレゼント致します。また、LINEやチラシなどに掲載のクー ポン提示による割引サービスや、お客様が元気になったエピソードをツイッターに投稿すると20万円分のお食事券をプレゼントするツイッターキャンペーンな ど、お客様の元気を後押しする展開を行って参ります。

おー、行ってみよう。腹減った。

 

お客様1組様」って変。「元気の魔法くじ」がカッコに入らないの? 変だよ?「お客様が元気になったエピソードをツイッターに投稿すると20万円分のお食事券をプレゼントするツイッターキャンペーン」って、全員もらえるように読める文章だよ。

 

「お客様の元気を後押しする展開を行って参ります」って、日本語が変。後押しする、って言葉には支援するっていう意味はあるけど、元は元気を出させるって意味だし、そもそもこの言葉のトーンが、ネガティブな状態にあるものを引き上げるというもの。だから、お客様の元気がない、って決めつけるのはとても上から目線で不快になる。

 

お客様をさらに元気にする

お客様の元気を盛り上げる

お客様を盛り上げてさらに元気にする

 

とかいう方向のほうが普通に読める。「おこなってまいります」もひどいね。「展開します」「展開いたします」でいい。

 

もう日本語・文章的には★1に決まってるんだが、内容が魅力的。情報も入って入る。なので、リリースとしてはある程度機能すると思う。なので

 

本日のプレスリリース ★★

www.atpress.ne.jp