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プレスリリース添削・批評・書き方講座

日々公開されるプレスリリースをただ分析・批評・添削するサイト http://releasecriticism.hatenablog.com/entry/2015/09/01/000000

★2 ソーシャルワイヤー株式会社:CROSSCOOP青山・六本木で最大2ヶ月のフリーレント

★2 リリース添削

ウェブサイトにきちんとページはあるのだが、リリースと別に作ってある。うーん、同じでいいんだが、どうしてだろう。手間はすごいよね。で、サイトのページはプレスリリース、っていう体ではなかったので、配信サイトの内容で添削する。

レンタルオフィスCROSSCOOP青山・六本木で最大2ヶ月のフリーレントが可能! オフィス移転応援キャンペーンを10月21日から実施

~新年・新年度を新しいオフィスで~

1行目のタイトルは体言止め2連発かよ、ってのはあるけど問題なし。でも、サブタイトルはあり得ない。なくてもいいでしょう。入れるなら、期間だよ。

総合インキュベーションサービスを展開するソーシャルワイヤー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:矢田 峰之)は、「CROSSCOOP青山」、「CROSSCOOP六本木」の両オフィスで、年末にかけてオフィスご移転を計画されているお客様を対象に「オ フィス移転応援キャンペーン」を実施いたします。

わかりやすい。

■オフィス移転応援キャンペーンの背景
新しい年、新しい年度に新オフィスでスタートする会社が多く、年末から翌年3月に向けての時期はオフィス移転ラッシュとなります。
新しい所在地への登記移転、名刺の刷り直し、営業資料・Webサイトの修正等々、オフィス移転の際にやることは山積みです。そして更に経営者の頭を悩ませるのが、現在利用しているオフィスの契約期間、つまり「いつ解約することができて、退去日はいつか」ということです。
「現オフィスと新オフィスの利用時期がどうしても重なってしまうこと」が経営視点から無駄な出費となってしまう…。その問題の解決の一助として、オフィス移転応援キャンペーンを実施することにいたしました。

「背景」じゃないでしょう。日本語が変。「そして更に」って何よ。どっちかでしょう。また、内容がまったく伝わらない。結局何も言っていないし。日本語も稚拙。

 

年度末にキャンペーンを打つのだから、新しい年度に触れる意味が分からない。まぁ、そこは正直に行きましょう、ということでも列挙する意味がない。

 

事業内容を見るに、登記や名刺、営業、ウェブサイトなどのことに触れる必要が一切ない。これらのサポート業務を用意しているとしか読めない。リリースで伝えたいことを把握していないように見える。これ、プレゼン資料から引っ張ってきたのでは?

そして更に経営者の頭を悩ませるのが、現在利用しているオフィスの契約期間、つまり「いつ解約することができて、退去日はいつか」ということです。

この文章、ひどいねー。接続詞もひどいが、「いつ解約することができて、退去日はいつか」ってなんだよ笑 言いたいことはわかるけど。

新年度に向け、新オフィスでスタートする会社が多く、年末から翌年3月にかけてはオフィス移転のラッシュとなります。その際、経営者の頭を悩ませるのが、現在利用しているオフィスの契約期間です。解約日や退去日によって、新オフィスとの2重家賃が発生してしまう可能性があるからです。

のように、まともな文章で書こう。

 

で、一番ひどいのが、その悩みがどうなるのか、ということが一切書いていないこと。この企業のサービスやら、ウリやらがまったく意味不明。何度か読み直したけど意味が分からないんだけど、これもしかしてフリーレントだから片方の家賃がないよね、という意味なのかな。だとすると、

 

だ、と、す、る、と。「年末から翌年3月に向けての時期はオフィス移転ラッシュとなります。」とのたまった「背景」とやらが、やっぱり意味がない。だって、12月までなんでしょ? 受付期間が10月下旬から11月末なのに、12月まで最大2カ月って、まずその時点で嘘じゃん。最速で申し込んでも1カ月と10日だし、どちらにせよ、3月に向けての内容は関係ない。そもそも、オフィスの解約告知がこんなに短期間でできるわけない。びっくりする。

 

タイトルとリードがとてもよかったので期待したが、これ内容が足りないわ、矛盾してるわで、全然だめだな。これ、ライターさん記事に起こしようがないよ。

■CROSSCOOP青山オフィス・
 CROSSCOOP六本木オフィスについて
「CROSSCOOP青山オフィス」、「CROSSCOOP六本木オフィス」は、両オフィス共に港区の所在地で、東京メトロ線の最寄駅から徒歩2分圏内に所在するシェアオフィスです。
「1席単位のご利用から個室まで」多様なニーズに合わせて様々なご契約プランをご用意しており、オフィスは24時間365日ご利用可能です。その中でも最近は、シェアオフィスでも個別施錠ができ、安心・快適に執務できる「個室」タイプのお部屋が人気です。
個別施錠によるセキュリティ、プライベート空間を確保しつつも、会議室や受付は共有部分となっており、孤独感を感じずに心地よく事業を進めていただけま す。スタッフが平日常駐しておりますので、外出中の際の急なお客様のご来訪や郵便物等の授受に関してもご安心いただいております。
ご入居後、すぐにビジネスをスタートすることができる什器・電話・FAX・LAN環境を完備しております。また、急な事業増加など、事業成長に合わせ人員や設備が増加した場合も柔軟に対応することができます。
「CROSSCOOP青山オフィス」同ビル内に、セミナールームもご用意しております。駅から近い青山オフィスでの催し物・セミナーは、集客率が高く、セミナールームのご利用に関してご満足の声を多数いただいております。
ご入居いただけますと「青山セミナールーム」、「新宿セミナールーム」共に会員様価格でのご利用が可能となります。

じゃぁ、長文の添削だけしておこうか。この見出し何?と思ったら、途中で改行しているのね。これ誤字だよね。ひどい。

 

「~オフィスは、両オフィス共に港区の所在地で、~に所在するシェアオフィスです」って、日本語になってない。これは、外人というよりは、ブログさえも書いたことがない、本が嫌いな人の文章だ。「港区の所在地で」って、すごい言葉。港区がすっと入ってくる人は、青山も六本木も知ってるよ。

「1席単位のご利用から個室まで」多様なニーズ

助詞を省くのはNG!どうして日本語が書けない人は助詞を省こうとするかな。助詞を理解していないのはわかるけど、逃げてどうする。「多様なニーズに合わせて様々な」ってのも稚拙すぎる。

ご契約プランをご用意しており、オフィスは24時間365日ご利用可能です。

わかるわかる。内容を列挙したんだね。でも、~おり、ってなら文脈でつながった内容を入れないとだめなのよ。入れたいことをつなげる言葉じゃないので。次の文章はいいね。それなら、

1席単位から個室まで、ニーズに合わせて多様なプランをご用意しています。最近は、シェアオフィスでも個別施錠ができ、安心・快適に執務できる「個室」タイプのお部屋が人気です。オフィスは24時間365日ご利用可能です。

でいいじゃない。

個別施錠によるセキュリティ、プライベート空間を確保しつつも、会議室や受付は共有部分となっており、孤独感を感じずに心地よく事業を進めていただけま す。スタッフが平日常駐しておりますので、外出中の際の急なお客様のご来訪や郵便物等の授受に関してもご安心いただいております。

ん?段落変わってるのに、個室タイプの話が続いているのか? ちゃんと書こうよ。一つの内容は続けて書く。小学生でも習うことだよ。

 

個別市場でセキュリティとプライベート、って前の文で言ってることそのままだよ。アホなことは書かない。

 

「会議室や受付は共有部分となっており、孤独感を感じずに心地よく事業を進めていただけます。」

事業を進める」とか変な日本語は書かない。言ったって上の文にある「執務できる」が許容限界でしょう。「仕事に集中できます」とか「作業できます」ではだめなのか? で、「孤独感」。すごいな。本当にこれを伝えたいなら、日本語としては合ってるけど、リリースに書くかね。「孤立しない」とかもうちょっと普通の日本語の方がよくないかな。

スタッフが平日常駐しておりますので、外出中の際の急なお客様のご来訪や郵便物等の授受に関してもご安心いただいております。

日本語が変だなぁ。スタッフがいるから、郵便物は受け取れるよね。それはわかるけど、「授受」って何。渡すこともお願いできるの?本当に? お客様の来訪はどうできるわけ? 一言でいいから言わないと、理解できない。

ご入居後、すぐにビジネスをスタートすることができる什器・電話・FAX・LAN環境を完備しております。また、急な事業増加など、事業成長に合わせ人員や設備が増加した場合も柔軟に対応することができます。

飲食店じゃないんだから、什器を一番最初に持ってくるのはなんで笑 最後でしょう。しかも文章も変。「ことができる什器」って何。「~を完備しているので、ご入居後、すぐにビジネスをスタートできます」という構文じゃないと読めない。「急な事業増加」って何?適当な日本語を使わない。普通に「事業の成長に合わせて~」でいいじゃない。「ことができます」使いすぎ。「できます」じゃ、ダメなの?

「CROSSCOOP青山オフィス」同ビル内に、セミナールームもご用意しております。駅から近い青山オフィスでの催し物・セミナーは、集客率が高く、セミナールームのご利用に関してご満足の声を多数いただいております。
ご入居いただけますと「青山セミナールーム」、「新宿セミナールーム」共に会員様価格でのご利用が可能となります。

「CROSSCOOP青山オフィス」同ビル内、の意味がよくわからない。助詞を省かないこと。また、同じビルって意味だと思うけど、どういう意図だ? そのセミナールームは「CROSSCOOP青山オフィス」とは関係ないということ? 「CROSSCOOP青山オフィス」の施設の一部じゃなくて? 本当に? 別フロアにあったて、その施設ならその施設だよ。

駅から近い青山オフィスでの催し物・セミナーは、集客率が高く、セミナールームのご利用に関してご満足の声を多数いただいております。

前半はOKだけど、後半は笑う。セミナールームに関しては満足、ってレンタルオフィスは違うっていう日本語だよ。そりゃそう考えてはいないだろうけど、文章はそうなってる。担当者は一度、国語の勉強をし直したほうがいいかもね。

ご入居いただけますと「青山セミナールーム」、「新宿セミナールーム」共に会員様価格でのご利用が可能となります。

まず、入居がどこを指しているのかがわからない。六本木オフィスでもいいのか?でもちょっと前から青山の話なので通じない。また、突然新宿も飛び出てきた。これは、一切説明なし? 青山は駅近だから集客率が高い、としていたが、新宿は違うということだよね? 新宿も同じなら別にする必要ないからね。「会員価格」も不明。そうでなくても利用できるなら、入居するよりは安く済むよね。

 

タイトルとリードのレベルが高くて、実はブログタイトルに★4と書いてしまった。が、当然、★2つ。リードも本文と同じレベルなら、★1が飛び出してた。

 

オフィスはきれいだし、フリーレントというコストをかけたキャンペーンなんだから、もうちょっとマスコミが取り上げやすい文章にしたうえ、その読者が問い合わせてみようかな、と思うような内容にしないと意味がない。担当部署の上司さん、これ叱ったり励ましたりするくらいでどうにかならない。リリースの書き方講座みたいなのを受けさせてあげるか、プレス配信サイトの原稿作成サービスを使うことをお勧めします。

 

本日のプレスリリース ★☆☆☆

www.atpress.ne.jp

crosscoop.com