プレスリリース添削・批評・書き方講座

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★3 ニールセン:「ニールセン デジタルブランドエフェクト」に指標を追加

ニールセン、デジタル広告ブランディング効果計測・最適化サービス「ニールセン デジタルブランドエフェクト」に「広告掲載面別ブランドリフト」指標を追加

長すぎる、が、削るところもなし。しょうがない。逆に、わかりやすくするために、文字数が増えるが助詞を追加してもいいかもしれない。

視聴行動分析サービスを提供するニールセン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社 長兼COO:宮本淳)は、デジタル広告の視聴者の共感度を測定し、ブランディング効果の最適化を支援するNielsen Digital Brand Effect(ニールセン デジタルブランドエフェクト)の機能強化を発表しました。

ニールセンなのに、会社の説明を入れるのは好感度高いね。1文が長いものの、構文はOK。ただ、「Nielsen Digital Brand Effect」がなんなのかわからない。見出しを見て、ニールセンのサービスかな?と予測できる。サービスならサービスと明記して、カッコで囲まなくちゃ。

広告を出稿、掲載する企業にとって、広告の「共感度」は重要な指標となっています。

ちゃんと文章を書いていれば、共感度をカッコで強調しなくてもいい。無意味なことはする必要はない。強調しているように読めないなら、文章を書き直そう。

ニールセン デジタルブランドエフェクトに新たに加わった「広告掲載面別ブランドリフト」指標により、広告主や広告代理店、媒体社およびプラットフォーム事業者は、 「ブランドリフト」指標の掲載スペース単位でのブランディング効果をリアルタイムに確認することができ、キャンペーンにおけるデジタル広告のブランディン グ貢献度を媒体別、掲載スペース別に把握し、キャンペーン期間中に広告のブランディング効果の最適化を動的に行うことが可能になりました。

驚きの1文213文字。しかも何言ってるのか、まったく頭に入ってこない。

 

要素を出してみよう。「指標により、事業者は、効果を確認でき、貢献度を把握し、効果の最適化を動的に行えるようになった。」おお! 破たんしてない。じゃぁ、そこはいいや。でも読みにくいなら、やっぱりダメ。

「広告掲載面別ブランドリフト」指標により、広告主や広告代理店、媒体社およびプラットフォーム事業者は、 「ブランドリフト」指標の掲載スペース単位でのブランディング効果をリアルタイムに確認することができ

特にここ。ブランドリフト指標の説明にブランドリフト指標という言葉を使っちゃだめだよ。

 

画面もいい感じだけど、その後も製品の中で使う単語を連発し、知らない人には全く伝わらないないようになってる。最後に、

ニールセン デジタルブランドエフェクトについて 

があるが、こんな短い文章で説明できるなら、最初にさくっと説明したうえで、新指標の説明をすればよかった。

 

導入や最後の文はきちんと書けているので、もしかして中央の文章は開発から送られてきたものを手直ししただけなのかな。担当者は製品の知識を一回忘れた体で、読み直し、リライトしなくちゃ。

 

このリリースをどうにかする人って、ニールセン製品を熱烈にウォッチしているか、リリース文章をまるまるコピーするサイトだけ。普通の担当者は、この内容でリライトすらできないと思う。

 

追加機能であれ、メディアに紹介してほしいなら、新人ライターでもわかるように書くべき。さらに、広く認知させたい情報なら、ウリをもっともっと明確に書くべき。そうでないなら、出す必要ないよね。単なるメモ書きに過ぎない。経営者は担当者の給料、もったいなくないのだろうか。

 

本日のプレスリーリース ★★★

www.netratings.co.jp